[期待値]確率変数のすべての値に確率の重みをつけた加重平均である。(ウィキペディア引用)
期待値について詳しく理解しているわけでは無いけど、こと確率論にて勝負をする場合はこの期待値というものを追って戦う事になる。
スロットも然り。
ここに更に時給やら勝率という概念も加わってくる訳だけれども。
100円で1回サイコロが振れて1が出たら1200円でそれ以外の数字はハズレの時の期待値は、6回振って全ての数字が平均通り1回ずつ来たとしたら投資が600円で回収が1200円となる為、一振りあたりの期待値は100円という事になる。
勝率は1が出る確率1/6なので16.6%。
AくんとBくんが将棋をして勝った方が1000円貰えるとして、実力差が歴然としていてAくんはB君に絶対に負けないとしたら1勝負あたりの期待値は1000円で勝率は100%という事になる。
さてこの勝負がのどちらが儲かるのか?
サイコロの勝負は期待値100円で勝率16.6%
将棋の勝負は期待値1000円で勝率100%
圧倒的に後者、のように思えるけどここに絡んでくるのが時給。
サイコロの勝負は1回の勝負が10秒、将棋は30分だったと仮定すると1時間で稼げる額は、
100円×360回=時給3600円
1000円×2回=時給2000円
となる。
結果的には前者の方が儲かる。
ただし更に難しいのは試行回数の話で、試行回数が無限であるならば間違いなく前者が有利だけど試行回数が極端に少ないのであれば100%という勝率を誇る後者の方が紛れは少ない。
期待値を追うというのは前者を選ぶ事になるけど勝負というのが確率だけでは語れないのは試行回数無限というのが実現出来ないからでもある。
とまぁ理屈っぽい期待値は前半部分の話で終わりなんだけど勝つ為に期待値を積む行動というのは何も理屈や数字だけの話ではないと思う。
いやそれはもう期待値の話じゃないよって事を沢山言ってるかもしれないけど、個人的には例えば体調一つとっても期待値に干渉していると考える。
例えば猛烈な眠気に襲われて、定期的に意識が飛んで回せるゲーム数が減るという事は期待値を下げる行為になるし、逆にデータを見る事で勝率アップに繋がるなら、それも期待値の上積みと言える気がする。
要は勝つ為に行った全ての行動は少なからず期待値の上積みになっているという事で、収支表を付けたり下見をする事は実質タダで行える確実な期待値の上積みである為やって無駄ではないよってお話。
あとよく見かける閉店取り切れずの可能性が高いのに席を離れる行為。
これはマジで勿体無いからやめた方がイイ。
多分みんなちゃんと計算してないから出来るんだろうけど。
仮に純増3枚のAT機を打ってて残り時間的に、もう取り切れない可能性が高いとする。
ここで御手洗を催してしまった場合。
仮に離席から戻るまでの御手洗所要時間が5分だったとすると…、
スロットは1分間で約14回転ぐらいは回せる。
純増が3枚で5分打たないという事は、
3枚×14×5=210枚=約4000円
その御手洗1回4000円です。
お気付き頂けただろうか?
これは絶対に避けるべきである。
このように期待値やら損失やらなんかは計算してみたら思いもよらなかったりする。
この計算がザックリとでも出来ないと収支を安定させる事は出来ないので期待値というものを知る事が収支アップへの第一歩と言えることでしょう。
なんか大分独断と偏見で喋ったけど大筋の考え方は間違ってないはず。
さぁもっと勉強して勝つ方法考えて明日も頑張りマッスル。