うえこのダラダラスロット

基本的にスロットについてダラダラと独断で語ろうと思う。異論は認めるw。

振り返る歴史12 #モンキーターン

 

歴代のスロットの中で個人的に完璧に近いのではないかと思えるスロットはキングパルサーであります。

 

ドットという狭い表現方法で限りなく厳選されたパターンしかないのにドキドキさせる演出。

突如として訪れるバウンドストップと絡み合う秀逸な出目。

高設定狙いでもエナでも打てる門戸の広さ。

そして前兆演出と絡めて高揚感が高まるゲーム数振り分けのテーブル。

 

個人的には悪い点がほぼほぼ見つからないのがこのキングパルサー。

と、今回は決してキングパルサーの回では無いのですw。

 

このキンパルで人気を博したゲーム数テーブルというものを5号機で再現した台が同山佐から発表されたモンキーターンであります。

 

記憶が正しければ初のゲーム数テーブル台は天外魔境だった気がしますが、あちらは天国ループすればするほど負けるようなシステムだったのでちょいとキツかったですね。

初の試みという意味では高く評価はしておりますが。

 

さてこのモンキーターン、キンパルと違ってストックの概念が無いのでハマりの辛さは拭えないのですがそれでもお釣りが来るほどにゲーム数振り分けのバランスと演出の見せ方は完成されていたと思います。

モード示唆の演出もそれなりにあったのでモードA、モードB、(超)天国が絡み合うことでこのモードを予想しながら前兆を楽しむことができました。

特に完成度の高かった優出モードの演出では見た目通りにアツいものは見たままにアツく、マニアックどころでは発展ゲーム数であったり前兆スタートした段階からの経過ゲーム数なんかも数え出したら更に幅の広がるものでした。

この辺は番長が先駆けだとは思いますが負けず劣らずの出来でした。

番長と同じで優出前から演出のアツさに差が設けられており、分かりやすいものだと黒ステチェンだったりマニアックなものだと上部にある小さいランプが紫に光ったりレインボーに光ったりもありました。

因みにこれは他社ですがワタクシの大好きな聖闘士星矢にも搭載されております。

細かいことを言ったらキリが無いほどに前兆演出は凝りに凝っており、前兆アツいけどバトルが寒くて大丈夫かこれ?からのやっぱり当たったーとか慣れてくるとバトル演出は答え合わせで優出までに当否が概ね予想出来たりするのも楽しかったです。

 

そしてモンキーはチャンスゾーンも秀逸で超抜チャレンジほどアツくなれるチャンスゾーンって他に何があるっけ?と思える程です。

個人的にはG-STOPがかなり上位に来ますが超抜も負けておりません。

 

チャンスゾーンの面白さのポイントは、ある程度引ける、自力感がある、当たり過ぎずハズれ過ぎず、この辺りがポイントかと思います。

超抜チャレンジに弱点があるとすればレア役が大当たり抽選してなかったのでその辺ですが当時のシステムだと無駄引き的なのはまだまだ多かったのでバランス的には仕方がないかと思います。

ただそれ以外は申し分なくてベル引いてドラゴンと玉の色確認して気合のベット。

一連の流れが最高に気持ち良かったです。

 

話が長くなってきたのでこの辺で一区切りしますが兎にも角にも演出や興奮出来るポイントのバランスが最高クラスに整っておりました。

勿論ゲーム数タイプなので捨てゲーム的なゾーンも多くあるのですが補って余りあるほどにアツいゾーンで興奮出来る作りでした。

 

そして何が凄いかってここまでのお話は通常時であるということです。

ワタクシが好きな台というのはやはり通常時さえも面白いと思えるものが多いです。

モンキーはその典型で通常時だけでもこれだけ語ることのある台でした。

 

長くなったので次回に続きますw。