人の第一印象の55%は視覚的情報で決まる。
とかなんとか、そんな感じの話だったと思います。
同様に、スロットの面白い面白くないの基準の55%は勝ち負けで決まる。
多くの打ち手がこうなのではないかと思います。
そして昨今のスロ事情から、面白くないと判断した台は以後打たない。
これが大半。
つまり、初打ちで負けてしまった台は多くの人がもう打たない。
実際の作り込みは関係なく。
これでは真の意味での面白さなど分かるわけもなく、せっかくメーカーさんが心血を注いで作った台も埋もれてしまう。
もっとも心血を本当に注いだのか?という台があまりにも多くリリースされてしまったからこうなったとも言えるけど。
では面白い台のポイントが収支を度外視した時に何処にあるのかと言えば、それは演出や出目の絡みなど、これをもう一度見たい!出したい!という願望にあるかと思います。
もう少し掘り下げて、見たい演出や出目やパターンなどを持つという事は、その台を知る事が必要になります。
どういった条件下でそれが拝見出来るのか?
そこまで知らなければ闇雲に打っていては中々巡り会えるものではありません。
と言うことはつまり、その台を面白いと思う為には、その台を知ろうとする行為がなければ面白くなりようがない。
さて打ち手の中に果たしてどれだけ解析を熟知して、演出の法則や出目などを把握している人がいるでしょうか?
別に解析や演出を熟知してから打つ必要は無いんだけど、打ち始めてからは別で、ただなんとなく打つのと、この演出は◯◯に対応してるんだなとか◯◯を示唆してるのかなとか、前兆が◯◯ゲームを超えたらアツいかもとかを予想しながら打つのとでは面白さが遥かに違ってきます。
そうして仮説を立てて、それを証明していったり裏切られたり、逆に新たな法則に気付いたり。
これが面白さだと思います。
そしてこのポイントが多い台こそが本当の良台と言えるし、逆に分かり易すぎたり単調過ぎる台こそがク◯台と言っても良いでしょう。
要するに、楽しいか楽しく無いかを収支で測るのは仕方がないにしても、考えながら打てば少なくとも今以上は楽しめますよというお話。
人気ゼロの台がめちゃくちゃ面白かったりするから勿体ないと思う事が多々あります。
スロットル楽しもうゼ。