うえこのダラダラスロット

基本的にスロットについてダラダラと独断で語ろうと思う。異論は認めるw。

振り返る歴史4 #2027

今日は稼働無しで書くことないんだけど、昨日なるべく書くといった手前無理矢理にでも書かないといけませんw。

 

という事でお待ちかねのコーナーですw。

 

2027と言えばスマッシュヒットを記録した5号機屈指の名作ですが、ワタクシが初めて打ったのはまだヒットする手前、バラエティに1台だけひっそりと佇んでいる時でした。

 

当時といえば簡単に勝てる時代ではなく、半分趣味に近い感覚で触っておったのですが、この2027もふと座ったのがきっかけでした。

 

初打ち時の衝撃は演出の謎さはさて置き、海底を思わせるひっそりとした音響と情景。

通常時は物静かでリール始動音なども台にあったもので、潜水艦搭乗とまでは言わぬものの雰囲気はそんな気持ちにさせる趣でした。

 

そして初めて引いたバトルモード。

 

何この血の沸くような熱い潜水艦バトルは⁉︎

潜水艦などというものは人生で全く馴染みのないもので、それを教えてくれたのは間違いなく2027。

デコイという言葉を初めて聞き、そしてググったのはワタクシだけではないはずですw。

 

その後もただストーリーが見たいという願望で結構な回数を遊戯しました。

 

その後、知人の間でも話題になり始め更には全国的に人気が高騰し、各ホールそれなりの台数を抱えるようになりました。

 

さてここで2027の機種解説。

 

通常時は約1/100で当たるゴミボーナスを目指す。

このゴミボーナスを高確で引ければバトルモード突入。

低確ならボナ入賞28枚ゲット。

 

この演出が素晴らしくて、通常ステージは高確期待度を示唆していて潜水艦の距離感で高確か否かを示唆。

ここの曖昧さと、当たった後の演出。

海面が映し出され、潜水艦が飛び出てくると残念、バトルモードの文字が飛び出てくるとART突入という流れでした。

この煽りがとにかく良くって、ART機なのでリプレイがよく立つんだけどリプだと海面が波打って煽るだけ、ハズレ(ボーナスを揃えられる状態)だとジャッジという形になります。

クジラ出たりもあったね。

 

この時、バトルモードのランプも点滅して煽るんだけどウエイトとのリンクでバトルモードが確定したりして、地味に興奮させる演出でした。

因みにスペック違いの2027R?だったかな?ではこの演出が殺されており、ほぼ同じ演出でありながら楽しさが半減していたのを覚えております。

 

さてバトルモードの演出は、基本的に潜水艦のストーリーバトルなのですが、これの面白いところはストーリーが秀逸過ぎるのは言わずもがなだけど継続パターンが主にセリフによって告知される点。

 

このセリフってのが◯✖️のような分かりやすいものではなく、ストーリーの展開によって主人公サイドが危なくなって撤退するとピンチ、進撃すると継続といったものでした。

基本的に10ゲーム目にアップになる潜水艦から気泡が出れば継続という法則だけが◯✖️式で、後のものはセリフを覚えない限りは継続かピンチかが割とわかりにくい仕様でした。

 

これにより、一層ストーリーにのめり込めるのとマニアには分かる継続セリフみたいなのが楽しさの秘密だったかとも思います。

 

さて遡って通常時の演出。

この台の基本は高確で当てる事ですが、通常時は約1/30程度で特リプが成立して、それの1/3程度でボーナスだったと思います。

 

1000円に一度訪れるチャンス。

高確確定の海底都市ステージは特に叩きどころだし、ステージ不問で潜水艦が見える的な演出は全てART確定だったかと思います。

これが面白い。

 

そして2027の最強フラグ赤7。

こいつは95%確定だったか90%以上だったかよく覚えてないけど、驚異的なのが最強フラグが確か約1/900程度で成立するという点。

 

いつどこからでも一発逆転があるのはスロットとしての興奮度を高めるのと、この赤7は強い演出を伴うものの狙えなどの指示はなく、目押しをしなければ特リプが揃う仕様である事から、演出と出目を絡めて更にドキドキしたり敢えてこぼして曖昧にしたりといった楽しみ方も可能でした。

 

さて演出的楽しさはこういった感じでしたが、この台のシステム的楽しさというと、チェリーから入る潜行モード。

普段大人しめな演出のこの台が唯一通常時に激しめの音や演出になるのが潜行モードで、こちらは海面の海賊船的なのとバトルする演出。

この演出そのものは全く楽しめたりするものでは無いものの役割が重要で、こいつはバトルモードの継続率を上げる抽選を行っておりました。

 

これがかなり重要で、通常バトルモードは基本的に継続率70%からスタートして、ここに潜行モードで稼いだポイント数がそのまま継続率に加算。

25ポイント稼いで当てると赤7と同じMAX95%のバトルモードがやれるという仕様でした。

逆に言うなら即連した時とかはほぼほぼ70%ループで大連チャンには期待出来ないんだけどね。

 

で、ここからが重要。

このポイントってのがバトルモードに突入するまでは消費されずポイントを引き継ぐって事。

更にお優しいのがオーバーキル分は次回に持ち越してくれる優しさ。

つまり大量ポイントを獲得してる台は当てるまで打った方が得ってことで。

 

 

更に大事になってくるのがこの台の大当たりの拾い方で、通常のデータランプだとゴミボーナスだけを拾うんだけど一部のお店ではバトルモードのランプを拾う、つまり海面からバトルモードの文字が出た回数を拾う店がたまにあって、マイホがそれでした。

 

これが何を意味するかというと、バトルモード間ハマりが分かるという事。

これはイコールポイントのたまり具合が予想しやすくなるという事で、このデータの取り方を採用している店ではバリバリのエナ機としても優秀でした。

 

 

通常時に頻繁に訪れるチャンス、高確での叩きどころ、海面演出のドキドキ感、赤7による出現率と出玉の程よい一撃性、データランプによるエナのし易さ、これに加えて最後まで読みたくなるストーリーと臨場感。

 

今もしホールにあっても迷わず座れるぐらいに完成度の高かった2027。

後継機は軒並みコケて版権なんかも色々闇だけど6号機で今一度類似作や続編を作ってみてもらいたい。

 

こういったオリジナルストーリー機求む。