5.9号機以降の台に搭載されて打ち手に最も酷評される機能と言えば恐らく有利区間。
ざっくり言うと出玉増加を担う区間に上限があるといった感じで詳しく言うと詳しくはないので分かりませんw。
んでまぁここに純増の話やら出玉の上限なんかが乗ってくる事で5.9号機で約3000枚、6号機に至っては2400枚が一撃の上限になってくる。
これが打ち手の夢を奪ってスロット衰退の原因の一つになっているとも言える。
一撃の上限がそれならすぐに引き戻すようにして繋いで繋いで万枚とか出るようにしたらイイじゃん⁉︎
なんて考えも起きそうなものだけど厄介なのがこの有利区間終了時というのがラムクリ状態のようになるというもので、例えば戦コレ2のように世界制覇したら次回は天国確定という仕様にして1回目のATで2000枚からの天国引き戻しでまた2000枚ゲットだぜ!
みたいなワザを使おうにも有利区間終了時に天国という状態もクリアされてしまうから無理になってしまう。
次回天国確定という演出を作りたければ同一有利区間内でやるしかないので結局上限を超えられないという事になる。(鏡の豪遊郭なんかがそれに当たる。)
ではこの一撃2400枚の壁は超えられないのか?という部分に挑戦した台が島漢である。
(厳密に言うとシステムは違うけどリノが先な気もするがw。)
この島漢という台の特徴は100ゲーム以内のボーナスが必ず白7でかつ100ゲーム以内の当たり後は3連目まで70%前後で天国ループする。
そして101ゲーム以降の当たりと100ゲーム以内の当たり3連後は必ず有利区間がリセットされる。(半分憶測で喋っているので嘘があったら異論は認めますw。)
読むとややこしいけど、どういう事かと言うと
取り敢えず一度当てる事で有利区間がリセットされて100ゲームまでがチャンス扱いになる。
この100ゲーム以内に自力で当てると、以降3連まではモードによる連チャン+自力のダブル抽選で推定70%程度連チャンに期待出来る。
どちらも射止めれなかった場合は101ゲームからは通常遊戯に。
仮にこのループで3連目まで射止めた場合どうなるかと言うと約700〜800枚前後のコインをゲットした後に有利区間がリセットされて振り出しに戻る。
振り出しに戻った100ゲームはチャンスなのでまた自力で当てる事で無限にループが出来るという仕様。
因みに100ゲーム以内に自力で当たる可能性は設定によりけりだろうけど約30%と言われております。
ループ率的な感覚で言うと
30%→70%→70%→70%→30%→70%→70%…
といった感じ。
しょぼループに感じるかもしれないけどこの台の素晴らしいところは一撃2400枚を目指すゲーム性ではなく一撃を700〜800枚程度に抑える事でリセ時の引き戻しを強くして何とか自力で引き戻す事で2400枚オーバーもあり得るよと言う6号機というか有利区間の限界に挑戦したところにある。
いやはや開発した人に感動します。
人気はイマイチだけど、こういった内部的な事やら実はこんなコンセプトがありまっせって所も注目してみるとスロットはもっともっと面白くなると思う。
まぁワタクシの憶測込みですけどねw。
という事で島漢素晴らしい台です。
なお島シリーズ好きな人は音なんかもしっかり継承してあるのでそれだけでご飯食べられます。